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足・足首の動き②〜内反・外反〜

こんにちは^^
Dancer's Conditioning 2 です。

前回の足・足首の動きからの続き
残りの動きを紹介します。

◇内反(ないはん)・・足の外側で立つように親指側が持ち上がる。
→足の内側の筋肉が働く



ぐにっと捻挫をしてしまう時は内反捻挫が多いですよね。
内反捻挫は、足首の内側が即座に縮まり、外側の靭帯が伸びてしまう。
私は学生の頃、ジャンプの着地でこのように内反捻挫した経験があります。
全体重が一瞬で左足首に乗ったので、それは痛かったですし、凄く腫れ、靭帯が伸びきり(切れた?)、なかなか治りませんでした。
伸びたり、切れたりした靭帯は修復しないので、その後のバスケット現役時代もサポーターなしではいられず、それでも内反捻挫を繰り返していました。

今なら怪我の予防や、怪我からの復帰のケアなど考えられますが、当時の私には怪我が治るのをRICE処置をしながら待つことしか出来ませんでした。

こんな時にボディーライセンス(@大森)のような施設があれば、動作改善やテーピング・骨格矯正や付けるべき筋肉・食事法など、スポーツや競技者に必要なことが知れて、もっと良い現役生活を送れたかな。といつも思います。

このように立つ癖をお持ちの方も、気をつけてくださいね。
将来的にO脚になりやすいです。



◇外反・・足の内側で立つように、小指側が持ち上がる。
→足の外側の筋肉が働く


内側で踏みすぎることによって、足の外側(スネ・ももの外側・臀筋)が緊張してしまいます。逆に内側の筋肉が使えない状態になるので、膝がこすれるように近づき、膝に痛みが出たり、X脚になりやすくなります。外反母趾にも一歩近づき、股関節の状態も悪くなるでしょう。
女性に多く見受けられます。


このような【内反】【外反】の動きの癖を修正するには時間をかけての訓練が必要です。


おすすめエクササイズ:スクワット
基本中の基本ですが、膝とつま先(第二指)は必ず揃えます。


背骨とスネの角度を平行にします。
私はお尻を後ろに引きすぎてしまう傾向にあります。

これは完全にお尻を引きすぎた例です。
〝椅子に腰掛けるように〟とか〝膝がつま先よりも前に突き出ないように〟など
意識しすぎた結果、お尻を大きく後ろに引きすぎてしまう方が多いかもしれません。
しかしこれでは効果的に体を使うより、痛みのリスクの方が上がってしまいます。

膝が前に突き出ています。
アキレス腱に負担がかかり、私にはこれ以上マネ出来ませんでした。


これは足幅が狭く、膝や足首に多くのストレスがかかります。
股関節の硬い男性に多いフォームです。

よくあるニーインと呼ばれるエラーです。
内側の力が弱い、女性に多く見られるフォームです。
膝の内側に痛みがある方は、常にこのニーイン動作になっている可能性が高いです。

どちらにせよ、動作の改善には時間を要します。



スクワットは、トレーニングの王道なのですが、実はとても奥深い動きです。
それぞれの持つ動きの癖によって、足の幅やつま先の開き具合、骨盤の傾き、重心軸の位置など、意識することがまるで違います。
そして自分の課題を見つけたら、鏡の前でとにかく丁寧に行います。
パフォーマンスは、指一本の動きのズレが大きく出ます。
痛みも然り、少しのズレの積み重ねが後に響きます。


この機会に動きの教育を、今一度してみませんか?
ご興味のある方はボディーライセンスまでご相談ください。
【03-3776-7710・bodylicence2011@gmail.com】
動作改善・怪我の予防・怪我からの復帰・筋力アップ・持久力アップ・整体・酸素BOXまで、スタッフ総出で、幅広くバックアップします。



ここまでお読みいただきありがとうございました!

次回は外転・内転の予定です^^


KOZY




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