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胴体の動き

みなさん、こんにちは!
パーソナルトレーナーの近藤梢です^^

いつも読んでくださる皆様、ありがとうございます。
ダンサーズコンディショニング、記念すべき⑩回目です!

シェアして頂いて大歓迎です^0^
少しでもパフォーマーの皆様のお役に立てれば幸いです。

今回のテーマは胴体。
体幹とも呼ばれる、四肢を除いた部位です。

体幹体幹と言われる昨今、
どこが体幹で、どのような動きが必要なのか
胴体の構造と動きを把握して、さらに動きの質を高めていきましょう。



これが・胴体

真ん中に一本通っているのが背骨
頚椎7:胸椎12:腰椎5=計24個


胸椎・胸骨のあたりは肋骨で覆われていて、大事な心臓や肺を守る役割をしています。
そして図を見ると、前側の肋骨は後ろに比べると、だいぶ上の方で終わっています。
みぞおちの辺りです。(肋骨と胸骨の間、色の濃いところは肋軟骨)
この構造のおかげで、前後左右斜め方向へと体を動かすことができます。

そして、お腹周りの骨格を見ると、背骨(腰椎)しかありません。
腰椎(腰)や内臓を守るためには、やはりある程度の腹筋が必要なわけです。


【腹横筋】
骨盤から肋骨まで続く筋肉(インナーマッスル/ローカルマッスル)

このような形から腹横筋は、自前のコルセットとも呼ばれますが、
腹筋が弱くなると、上半身を支えられず、背中が丸まり、
本当にコルセットをしないと腰が痛い・・といった事態になります。



普段、気がつくとお腹が、
でろんっ
とたるんで出てませんか?
長く座っているとお腹に横線、入っていませんか?
そんな時は必ず背中も丸まっていると思います。



腹横筋の使い方は、お腹をキューっとへこます・絞るような動き。
ドローインとも言います(逆はブレーシング)
立位・座位・仰向け・うつ伏せ・横向き、どんな体勢でもできます。


でろんっ

から


きゅっ(ドローイン)

習得できると、体を引き上げる感覚が養われていきます。




一瞬ずつを、続けることが出来ればペタンコお腹になれますよ^^
継続は力なり!


そして腹筋といえば
シットアップか
シットアップ=股関節の屈曲
【起き上がる腹筋】


クランチですね。
クランチ=腹直筋の屈曲
【おへそを覗き込む腹筋】


これらの動きも腹筋を鍛えるにはいいですが、私のオススメは

ロールアップ/バック
背中を丸め、おへそを覗き続けながら後ろへ倒れていく
背中を立てちゃダメですばい
腰→背中→肩甲骨→肩→頭の順についていく


ロールバック/アップは、
背骨一つ一つの動きに柔軟性を出し、強い腹筋を使う動きとなります。
一切、反動は使ってはなりません。
肘や手をついて起き上がってもなりません。


ひとつひとつ背骨をつくように寝転がり、
ひとつひとつ背骨を剥がすように起き上がる。


そうなんです、忘れちゃならない、
上半身の動きで一番大事なことは、背骨の動きということ。


背骨が釣竿のように大きく"しなる"のがポイントです。
背骨の回旋運動をするのです。

そして背骨の柔軟性というのは、"瞬発力"を生みます。


ゴルフのスイング、テニスのスマッシュ、野球の投球、バッティング
バレーボールのアタック、バスケットボールのカットイン、サッカーのシュート
ダンスのターン、バドミントンのスカッシュ、アイススケートのスピン
格闘技のパンチ/キック・ボートのオール漕ぎなどなど


背骨の柔軟性は、
ほとんどすべての競技、パフォーマンスに関与します。

背骨の回旋動作には、TRXのリップトレーナーが役に立ちます。




後ろからのスイング動作で背骨の回旋運動をしていきます。

TRXのリップトレーナーは回旋運動にとても適したツールです。

ウェイトトレーニングは、直線的な運動になりがちですが、リップトレーナーで
回旋を意識した運動は、日常動作や競技・パフォーマンス向上に非常に役に立ちます。


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