スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

背骨の動き

こんにちは^^ パーソナルトレーナーの近藤です。 蒸し暑い日々、皆様いかがお過ごしですか? 今年もまた、雨ばかりの夏らしくない気候が続きますね。 気温の上下が激しいので、皆さま体調管理に十分気をつけてくださいね。 さて、ダンサーズコンディショニング、その⑨! 本日のテーマは背骨です^^ 私はダンスのクラスを教えることもありますが、 皆さんの背骨の硬さが気に、なります。 特にダンスでよくあるウェーブの動き。 これは背骨の柔軟性なしには語れない動きです。 さっきまで仕事をしていてさぁ、ウェーブ! というのは背骨が固まっていて、上手にできないですよね。 アイソレーション・アーティキュレーションが大事なわけです。 背骨は24個の骨が積み重なって、それぞれの可動域と役割を持っています。 ちなみに骨の間には椎間板という軟骨のクッションがあり、 椎間板のクッションが潰れると、 軟骨の中の髄核が飛び出て、ヘルニアを発症します。 BLcreate まずは上から、首あたり 頚椎(けいつい):7個 真ん中、肩甲骨あたり 胸椎(きょうつい):12個 下の方、腰あたり 腰椎(ようつい):5個 ◆屈曲・・背骨が頭から前にカーブする(背を丸めた状態) ◆伸展・・背筋を伸ばし、頭を後ろに倒した状態 ◆側屈・・片側の脇腹が縮み、背骨が横にカーブした状態 ◆回旋・・後ろを振り返るように体を回す このように背骨は、ねじれたり、しなったりする構造です。 これらの動きには関節の柔軟性に加え、 可動域を得るには、ある程度の筋力が必要です。 筋力=柔軟性 ただただ体が柔らかいだけだと、体は壊れます。 さて、背骨の柔軟性を出す体操をご案内します。 慢性的な腰痛の方にもオススメです^^ ◆キャットカウ(丸める) ◆キャットカウ(伸びる) 名前の通り、猫や牛の...

骨盤の動き

こんにちは^^ パーソナルトレーナーの近藤です。 ダンサーズコンディショニング第⑧弾のテーマは骨盤です。 骨盤は、正面から見るとハート型♡で、 立体的に見るとサラダボールのような形状の骨格です。 BLcreate ダンサーに骨盤の動きは必須ですよね。 アイソレーションで腰だけを自由に動かすことが出来ると、 ダンスのパフォーマンスはより一層カッコよく見えます。 さぁ、立ち上がって一緒に骨盤を動かしてみましょう! ◆前傾・・お尻を後ろに突き出す、女性に多い出っ尻の形です。 腰部の脊柱起立筋と大腿直筋が縮むことで骨盤が前に倒れます。 要するに出っ尻姿勢の方で、さらに腹筋がない方は、 常に腰部に過度な負担がかかっているということです。 ◆後傾・・膝を曲げて腰を丸める形 腹直筋と大臀筋、ハムストリングが縮むことで骨盤が後ろに倒れます。 ◆内屈・・左右どちらかの骨盤を引き上げた状態 腰方形筋(骨盤と肋骨をつなぐ筋肉)と大臀筋・内転筋群が働きます。 ◆外屈・・左右どちらかの骨盤を引き下げた状態 中臀筋と大腿筋膜張筋が働きます。 骨盤を安定させるのは、腹横筋と言うインナーマッスルです。 例えば腹横筋を使わずに脚を持ち上げるとこういう感じになります。 お尻が落ちる、重心が落ちる、腰が丸まる、背中が丸まる 腹横筋を使うと体を後傾することができ、腰部も守ることが出来ます。 動員される筋群も増え、運動効果もだいぶ変わります。 正面から見る骨盤が引き上がってない状態 動きや姿勢にメリハリがない様子 左の骨盤が内屈された状態で足が引き上がった様子 左の腹斜筋をかなり使っています 脚を引き上げる、伸ばす、キックするなどの動きに骨盤の動きはとても重要になります。 骨盤の動きをサポートするのは周辺の筋群です。 お腹周りの筋群はもちろん、臀筋や腰部の筋肉、 この辺りのバランスが崩れると動きが崩れ、違和感や痛み...

腰・股関節の動き

こんにちは^^ パーソナルトレーナーの近藤梢/KOZYです。 今日は下半身と上半身を結ぶ腰・股関節の働きについて。 股関節のつくりや動きを感じる事で脚がどう動いていくのか、理解してみましょう。 理解が深まると、抽象的に表現されたときにでもよく咀嚼でき、 身体ですぐに表現できるようになります。 股関節とは骨盤と太ももの骨(大腿骨)が連結した関節です。 この二つの関節はパズルのようにつながっており、大腿骨の先端は球関節といって 丸くなり、骨盤はその球関節をキャッチするようにくぼんでいます。 BLcreate この間にあるのが軟骨で、これがすり減ると骨同士がぶつかり痛みが生じます。 軟骨がすり減る原因として、股関節周辺の筋肉が硬くなったり、 股関節周辺の臀筋や腸腰筋、太ももの筋肉などの筋力が落ちていく事で負担がかかり 股関節に違和感を感じることになります。 何と言っても日本人(特に女性)の股関節問題はとても大きく、 上記のように筋力が落ち、軟骨がすり減り、股関節の形が変わってしまう。 立ち上がる時、歩く時、足を上げた時に痛みが出ます。 変形性股関節症は先天性のものが多いようですが、後天的にもありうる事です。 骨密度の低下や筋力の低下、妊娠/出産経験などにより、 股関節はとても大きな負担を抱えているのです。 それでは、働きについてご紹介します。 ◇屈曲(股関節から足を上に上げる)・・ももの前の筋肉が働く。 ◇伸展(脚を後ろへ伸ばす)・・もも裏とお尻の筋肉が働く。 ◇外転(横へ広げる)・・脚の外側の筋肉が働く。 ◇内転(体の中心へ寄せる)・・脚の内側の筋肉が働く。 ◇外旋(ターンアウト/膝を伸ばした状態で外側に回す)・・臀筋やもも外やもも裏が働く。 ◇内旋(ターンイン/脚を伸ばした状態で内側に回す)・・ももの内側、後ろあたりが働く。 同じ姿勢が長く続く場合、股関節周りはとても固まりやすいです。 そんな股関節周辺を緩める体操として、ストレッチポールを使った ペルビックコンディシ...

膝の動き

こんにちは^^ パーソナルトレーナーの近藤梢です。 ダンサーズコンディショニングその⑥! 今回のテーマは膝。 脚モデルはBLストレングスコーチのボディビルダー牧野氏です^^ それでは、どうぞ。 膝は、太ももの骨(大腿骨)とスネの骨(脛骨)が重なった関節であり、ちょうど拳と拳が合わさったような形の骨格で、間に半月板(軟骨)のクッションがあります。 膝の正面・真ん中には膝蓋骨というお皿のようなものがくっついています。 膝蓋骨には大腿四頭筋の一つである、大腿直筋の腱が伸び、その腱が膝蓋骨を包み、 さらに脛骨(スネ)に付着しています。 要するに、膝を伸ばすということは、ももの前の筋肉が動くことによって 可能になっているということです。 尚、膝周りには多くの靭帯があり、関節が前後にずれないように、 靭帯というバンドで固く結びつけています。 では、動きの紹介に入ります^^ ◇屈曲(曲げる)・・しゃがむように膝を曲げる動き。 →ふくらはぎの筋肉が働く もしくは、かかととお尻を近づける →ももの裏の筋肉が働く 先日、東京オープンボディビル大会を終えた牧野氏。 60kg級で第2位!綺麗な脚です。 ◇伸展(伸ばす)・・膝から下を伸ばす動き →ももの前の筋肉が働きます さすがボディビルダー、大腿四頭筋が働いているのが確認できます。 ◇外旋(膝を曲げ、外に向ける動き) ハムストリングス(もも裏)が働きます。 綺麗な内側広筋だ・・ この動き、膝を伸ばした状態で行うと、ねじれた状態になり、とても負担がかかります。 でも多いんです。膝が伸びた状態で外旋してしまう。 関節が緩い方や、筋肉の付き方がアンバランスな方に起こりやすく、 膝や股関節周辺の痛みに繋がります。 ◇内旋(膝を曲げ、内に向ける動き) ハムストリングス(もも裏)が働きます。 今度は外側広筋がお目見えです。 これも、膝が伸びた状態で内旋してはいけません。 ニーイン(膝が内に入る)と呼ばれる動きになり、内側側副靱帯に負担をかけ、 膝の内側の痛みに繋がり...

足指の動き

こんにちは^^ パーソナルトレーナーの近藤梢です。 ダンサー・パフォーマーの為のコンディショニングブログ⑤! 今回は足指の動きです。 では、いきましょー^^ ◇屈曲(曲げる)・・指を曲げる(起こす)動き →足裏の固有筋と足の中心から内側下方にかけて筋肉が働く 脚の裏には何層にも重なって筋肉や腱が付いている→固有筋 スネやふくらはぎの筋肉から足の甲や裏につながっています。 この筋肉や腱たちが細かい動きを可能にします。 なので、足指の動きがあまり良くない方は、ふくらはぎやスネがうまく動いていないかもしれません。足をよく揉み、触る習慣をつけましょう。 おすすめエクササイズ:タオルギャザー ハンドタオルを足指を使ってたぐり寄せます。 足裏の固有筋が多く使え、偏平足や外反母趾の方にもいい動きとなります。 左右の動きの違いにも注目してみましょう。 ◇伸展(伸ばす)・・曲げた指を伸ばす →脚の前側の筋肉が働く この動きも、足裏・足の甲から様々な筋肉・腱が繋がっているので、足指を曲げる動きによって長趾伸筋・長拇趾伸筋(スネあたりの筋肉)が働きます。 おすすめエクササイズ:手の第二関節で足の甲をゴリゴリと流す (手をグーにした状態で第二関節を立てる) (オイルやクリームを塗ってやると痛みが和らぎます) ◇外転(広げる)・・指の間を横に広げる→足の裏の固有筋が働く ここも同様、固有筋の働きですね。 じゃんけんパーの動きです^^ ◇内転(閉じる)・・指を寄せ合う→足の裏の固有筋が働く パンプスやヒール・革靴など狭い靴の中では常にこのようになっていますね。 上記のような状態が長い時間続くと、外転(パー)が出来なくなってしまいます。 おすすめエクササイズ:足指の間に手指を挟んでグーパーします。 グー パー 若干痛いですが、手指を出来るだけ奥まで入れて動かしていきます。 練習すると、足指が手指のように動くようになります! グーチョキパー 足指が屈曲...

足・足首の動き④〜回内・回外・回旋〜

こんにちは^^ パーソナルトレーナーの近藤梢です。 足首の動き④は回す動きの紹介です。 ダンサーにとって、スムーズに足首が動くということは最低限必要な基礎となります。 早速行きましょう! ◇回内(かま足・バナナ足)・・足首を中心に外に回す動き →ふくらはぎと足の内側の筋肉が動く 床が赤なのにシューズも赤ですみません・・爆 ◇回外(逆かま足)・・足首を中心に内に回す動き →ふくらはぎと足の外側の筋肉が動く ぐるんと内回しの動きです。 足首なんて、すぐに動かせるわ。 と思いますよね。 ところが、実はなかなかスムーズに動かなかったりします。 つま先の筆でするりと円を描くように。 なんて、ケッコー難易度高いんです。 まずはやってみましょう! JUST DO IT! 足首がスムーズに動くことは、ふくらはぎがスムーズに使えることに繋がります。 体の中で一番大事な筋肉は、ふくらはぎです。 足首を動かしながらふくらはぎの動きに注目してみましょう! ジャンプやターンの安定感が変わると思います。 ぐるんと足首回し、内から外から、椅子に座りながらやるといいですよ^^ それではまた次回♪ KOZY 143-0023 東京都大田区山王2-5-3 伊川ビルB1 ボディーライセンス 電話:03-3776-7710 Mail:bodylicence2011@gmail.com JR大森駅北口から徒歩1分! 整体とトレーニングを組み合わせた全く新しいスタジオです。 動作改善・怪我の予防・怪我からの復帰・筋力アップ・持久力アップ・整体・酸素BOXまで、スタッフ総出で、幅広くバックアップします。

足・足首の動き③〜内転・外転〜

こんにちは^^ 今日は足・足首の内転・外転の動きの紹介をします。 ◇内転・・真っ直ぐ立った状態でつま先を内側に向ける。→足の内側の筋肉が働く 女性に多い、内股。内側の筋肉がうまく使えずに固まる。 股関節から脚の向きが内巻きになっている状態。 歩くときに自分の足に引っかかったり、外反母趾の方は足首が内転している。 ◇外転・・真っ直ぐ立った状態でつま先を外側に向ける。→足の外側の筋肉が働く トーアウト(つま先外)は外ももの筋肉が強い方や男性、トーアウトの動きが多いバレエダンサーに多い姿勢ともなります。 内ももの筋力の低下でも起こりうる。 股関節周辺からの外回旋になるので、ももの外側や中臀筋が硬くなりやすい。 ・柔軟性の低下 ・腰痛になりやすくなる →つま先外向き→外もも/お尻が張る→股関節の動きが悪くなる→ 腰痛発生 足首の外転には股関節の外転も同時に起こります。 足首の動きは股関節の動きになるのです。 ということは、 足首が硬い→股関節が硬い(開脚が苦手)になる。 開脚前屈が苦手な方は、足首から緩めていくと柔軟性が上がる可能性があります。 内転・外転を修正するのは時間を要しますが、トレーニングをすることで、筋肉のバランスを良くしていくことが可能です。 外転(つま先が外に向いてしまう)の方、おすすめエクササイズ:ボール挟み 足を閉じる動きで、内転筋群を使います。 柔らかい、ジムボールを使用しています。 バランスボール挟み 膝だけで挟むと膝関節の内転(内股)になりすぎて 逆に膝に負担がかかりやすくなりますので、 シューズをボールに近づけてセットします。 内転してしまう方、おすすめのエクササイズ:ミニバンドでのサイドステップ 内転(膝が内に入ってしまう方)は中臀筋や外ももを強化していきます。 ミニバンドを足先にはめて行う、長腓骨筋(スネの外側)のトレーニング 膝が動かないようにして、つま先の開閉をする このトレーニングによって内股気味になってしまうのを予防・改善していきます。 足首の動きが良くなることで、パフォーマンスはぐっと上がり、 怪我の予防になる事...